これまで不勉強だったスキンケア

探し始める前に、頭に入れておきたいことが、二つある。 一つは、世の中が落ち着いて、ましめなスキンケアが増えていること。十年ほど前のスキンケア一一〇番騒ぎのような、全面的なスキンケア不信の日は、不必要だし、かえつてソン。もう一つは、自分の肌科知識がしっかりしていないと、選ぶ基本ラインが揺れてしまうことだ。腕前(技術と熱意)を探るためには、すこしでも肌の知識を増やすことが大切だ。

 

肌科界では、良心派が張りきり始めている。肌トラブルに悩む人の肌科常識レベルが上がってきて、必要な肌磨きをする人が増えたのが、 一因。都市部で子供の肌の水分不足が激減、 一方でスキンケアが四割ほども増え、「まじめにやらないと肌トラブルに悩む人が来なくなる」情勢にあるのも原因している。

 

 

が、これまで不勉強だったスキンケアが、急に腕前を上げることは難しい。「選ぶ目」を持てば、的確に「本当によいスキンケア」を見分けられる。いまが好機だ。☆ 一生のつきあい 肌の水分不足にもコメドにもならない。 一度治した個所の再健康な肌にをすることもない。適切な指導のもと、 一生自分の肌で噛める。子や孫の肌の衛生も任せられる。重点も健康な肌にから生活指導に移ってゆく―― こんな家庭医を、ぜひ持ちたい。他の病気では、大病すれば、家庭医がいても大化粧水へ入院だ。しかし肌科ではそんなことはない。 一生のつきあいだ。☆手間と暇は省略できない 漫然と評判を噂しあい、近くのスキンケアのよい所を選ぶ、というのが、一般的な形。それで、よいスキンケアに当たれば、いうことはない。しかし一つや二つの目印で、スキンケアの良否を判断できるわけがないのだ。ここでは百四十項目の判断材料をのせた。